ラマダンが始まりました
こんにちは、コタキナバル現地ツアー会社のブログです。
本日27日からイスラム教徒たちの断食月の始まりです。
6月25日までの30日間は、夜明けから日没までは、一切の食べ物、飲み物を口にしてはいけません。更に厳密に言うと、喉を通る唾液も吐き出さないといけないようです。それ以外に喫煙もダメ。そして、喧嘩、性行為もダメなんです。
それでもダイエット出来ない?
断食と言っても、逆に言えば日没後から日の出までは食べれるので、
その時間にしっかり3食とる人もいるようです。
私の知り合いで、結婚してイスラム教に改宗した人曰く、
年に1回、この期間に体を浄化すると言っています。
彼の場合、食事の量が減るのでこの期間に体重を落とすようですが、
嫁さんは、よくて現状維持みたいです・・。
その要因のひとつがラマダンバザール?!
この断食月の期間だけ、町中にできるマーケットがラマダンバザール。
様々なローカルフードが並び多くの人々で賑わいます。
このバザールへ行くと、あれもこれもとつい沢山買いたくなってしまいます。
緑や赤、黄色などの彩り鮮やかなマレー菓子も売られていて、
みんな大量に買い込んでいる姿を見かけます。
何も買わなくても、見ているだけでも楽しめると思いますので、
この時期にコタキナバルへお越しの際には是非、立ち寄って見て下さい。
開催時間は午後14時過ぎから19時頃まで。
市内散策時に立ち寄り易い町中にも2箇所開催されます。
そもそも断食は5行のひとつ
イスラム教徒にはやらなければならない5行と言うのがあります。
信仰 シャハーダ
礼拝 サラート
喜捨 ザカート
断食 サウム
巡礼 ハッジ
年に1回、断食することはイスラム教徒にとっては大切なこと。
この断食月は1年を354日としたイスラム暦を基準にしているので、
毎年11日づつずれますので、ちょっと早いですが来年の開始は5月16日の予定。
町中にあるマレー系の食堂の多くは日中は閉まりますが、ホテルやレストランでは普通に営業しているので、観光客も同じように食事が出来ないということはありません。
マレーシアあるあるですが、
日没前後の空港は混雑します。何故かというと、食事の開始に合わせて空港職員が席を離れるため。チェックインカウンターやイミグレーションなどでは通常より少ない人数で応対するため、搭乗客の長い列ができる場合も。
そのあたりは理解して、イライラしないで気長に待ちましょう。
ではでは、良い週末を!