ボルネオ島の案内人|遊・食・旅 'Blog

ボルネオ島のコタキナバルに魅せられ住み続けている筆者が遊び・グルメ・観光・旅情報などを発信

蛍の小道と天狗ザルの森を発見

最近、時間のある時や休みの日には、車を運転して知らない村を訪ねています。走ったことのない道を進み、そこにある村を訪ねて村人たちとの交流を楽しんでいます。

グールグマップである程度の場所を決め、途中まではグーグルマップを検索しながら走りますが、奥地に入っていくとグーグルマップには載っていない道になるので、そこからが大変。

村の中の細い道ばかりなので、行き止まりになってたり、Uターンするにも道幅がなくそのままバックで戻ったり。

小さい村に知らない車が行ったり来たりしてるので、怪しい人に間違われて声をかけられたり。

 

こんなところに蛍と天狗ザルがいた!

いつものように車を走らせて、

コタキナバル市内からはだいぶ遠く離れた知らない村を訪ねました。

その日もだいぶ苦労して、

行き止まりの道に何度も入っていたので、

親切心なのか怪しいと思ったのか、村人に声をかけられていました。

そして、やっと村の中にお店を見つけたので村のことを色々聞こうと立ち寄りました。

 

村の中の小さな店

この村にスーパーもコンビニもありません。

この写真のような店が数軒あるだけ。

ここは飲み物、チャーハン、焼きそば、スープ麺なども食べれます。

奥には小さな雑貨店も経営していて、食品や日用品などを売っています。

 

店の人が飲み物をご馳走してくれました。

ご馳走になったABC

ABCです。

Ais Batu アイスキューブ

Campur 混ぜる

かき氷です。

中にはタピオカが入っていました。

甘かった・・。

 

この店の奥さんはドゥスン族で、ムルッ族の旦那さんと結婚して、

この村に嫁いできたとのこと。

旦那さんは普段は会社勤めで、家に帰った後は夜9時まで店番。

 

奥さんと話していると、近くにマングローブ地帯があると。

だったら、ボートに乗りたい、と伝えたら、

知り合いの人にわざわざ電話をして呼び出してくれました。

 

そして、待つこと5分程、新品の自転車に乗ってその人が来てくれました。

写真の店の前にある自転車がそれ。

 

いろいろ話をしていると、蛍もいて、猿も出るらしい。

猿と言っても普通のカニクイザルでなく、鼻が長い猿、天狗ザルです。

 

夕方からボートに乗る約束をして一旦解散。

その間、店でお菓子を食べたり、村を散策したり、

近所の子供達とバトミントンをしたりして時間つぶし。

 

派手な色の家が並ぶ村です。

派手な家が並ぶ村

 

でっかいニワトリ?が家の門番?

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時間きっかりにボートマンが迎えに来ていざ出発。

桟橋などないので、適当な場所に6名乗り位のボートをつけて乗り込みます。

天候が少し不安でしたが、

 

本当に、天狗ザルを見れて、暗くなってからは蛍も見れました。

他に観光客など一切いないので、独り占めです。

いるのは地元の人たちが漁をしているボートだけです。

天狗ザルを独り占め

 

ボルネオ島ではボートに乗って蛍を見るツアーが一般的ですが、

今回、ボートでも見れましたが、

近くに、緑に囲まれた全長2kmほどの小道があり、

そこには、両側に蛍がいて歩きながら見ることもできました。

これは貴重な体験です。

 

楽しい体験と人々との出会いでした。

村人はみんな親切で今後も通いたい村の候補のひとつです。

 

ではでは。

 

 

 

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