ガス代が安すぎる?!
こんにちは、コタキナバル現地ツアー会社のブログです。
マレーシアの物価は日本の3分の1とか言われることがありますが、実際はそこまでの差はなく、コタキナバルの物価も思った程安くない、というお客様の声もよく聞きます。ただ、光熱費は逆に3分の1以上に安いです。つい先日、家で使っているガスが切れたのですが、過去最長記録で2年4ヶ月間使っていました。
これが家庭用のプロパンガス
マレーシアではほとんどがこのプロパンガスを使います。
クアラルンプールなど一部の地域では都市ガス(配管)が通っているコンドミニアムもあるようですが、料金がプロパンガスより高いので、都市ガスを使わずこのガスボンベを家に持ち込んで使っている人もいるようです。
このガス、地域により若干差がありますが1個約30リンギット、約800円です。
これが高いか安いか?
今回、2年4ヶ月間で使い切ったので月割りにすると、、
1ヶ月約30円!
でも、これはちょっと特別ですね。
日頃、毎日は料理をせず、したとしても焼く、炒める程度の簡単料理なので、
これだけ長期間使えました。
ただ、一般家庭でもよほどの大家族でない限り毎月無くなることはなくて、
2−3ヶ月程度はもつようです。
ついでに、水道代と電気代はどうかというと、
これまた安いです。
水道代は1ヶ月約10リンギット、270円。
電気代はなんと、、、支払っていません、タダです!
大家さん曰く、ある一定の利用以下なら支払う必要がないとのことで、今の家に住み始めて支払ったことがありません。大家さんが代わりに支払っているわけではなくて、この管理事務所との契約がそうなっているようで、詳しくは聞いていません。
常夏の国に住んでいますが、エアコン嫌いなので家でエアコンは使わずシーリングファンだけ。そして、テレビは無いし、冷蔵庫は小さく、洗濯機もありません・・。
こんな生活なので大した電気代になってないのでしょう。
ではでは。
野生動物減少のひとつの要因?
こんにちは、コタキナバル現地ツアー会社のブログです。
コタキナバルへ旅行に来る方の目的のひとつは野生動物に会うこと。日本ではなかなか体験できないことを求めて大人も子供も、女性も男性もたくさんの方がツアーに参加して頂いています。人気のガラマ川ジャングルクルーズツアー中にはたまに小さなボートが沈みそうな位、何かを運んでいる光景が見られます。
山積みにされた物で沈没寸前?!
山盛りに積まれているのはアブラヤシの実。日本でも最近は知られるようになってきたパーム油の元となる実。
このガラマ川の周辺には一部アブラヤシ農園が広がっています。そこで収穫された実を運んでいるのですが、車道で迂回するより川を通って運んだ方が時間のロスが少ないのでしょうかね。
ボルネオ島全域では多くの野生動物が棲むジャングルを伐採して、農園が作られたため、棲み家を失った動物たちが減少してしまっています。よく知られた動物としてはオランウータン、テングザル、象、サイなど。
※このガラマ川のクルーズ場所は政府の環境保護局が管理しているためまだ多くのジャングルが残りテングザルは数百頭生息していますのでご安心下さい。
このアブラヤシの実。こんな綺麗なオレンジ色の物も。
ひとつひとつの実の大きさはうずらの卵位の大きさで、その集合体の塊が大きな物だと1つ30キロにもなります。
集配所に集められた大量の実。
あまり知られていませんが、植物油の中でこのパーム油は消費量No.1です。大豆や菜種より利用しれています。
パーム油の世界総生産量はマレーシア(第2位)とインドネシア(第1位)で世界全体の90%近くを占めています。
マレーシアでは料理油としても使われますが、日本では大部分が加工品に使われているため、あまり目にすることがありません。
日頃、食べているポテトチップやインスタント麺にはこのパーム油が多く使われているのも知られていません。成分表示欄に植物油脂と記載されていたらこのパーム油だと思って下さい。他、チョコレート、マーガリン、化粧品などもチェックしてみて下さい。意外と身近にパーム油が使われた加工品がたくさんあると思います。
ちなみに、椰子にはいろんな種類があって近年話題になっているココナッツオイルはこのパーム油とは別の椰子から採れます。また、ジュースとして人気のあるココナッツジュースが採れるのもまた別の椰子です。
ではでは、良い週末を!
珍味好きの方へのお土産に
こんにちは、コタキナバル現地ツアー会社のブログです。
マレーシア旅行のお土産は何にしようか悩む方も多いと思います。キナバル山麓にある紅茶農園で作られるサバティーは無添加、無着色、苦味が弱く飲み易い紅茶として人気です。他になまこ石鹸、チョコレート、コーヒーなどありますが、今回はちょっと変わった物をご紹介します。
珍味好きにはたまらない?!
右がCincaluk チンチャロ(チンチャロック)
左がBudu ブドゥ
チンチャロは桜エビの仲間のアミエビを発酵させた塩辛
ブドゥは魚醤
いづれも臭いです。
でも、臭いもの好き、珍味好きにはたまりません。
チンチャロを使って野菜炒め、チャーハン、卵焼き、パスタにからめたりなど、使い方はいろいろ。塩分が高めなので少量づつ使いますが、それでもエビの臭いが食欲をそそります。
注意する点は開ける時。瓶詰めの場合には栓を一気に開けると吹き出します!発酵しているので少しづつ開けないと大変なことになります。
ブドゥも万能の調味料として役立ちます。魚醤というとタイのナンプラーはよく知られていますが、ブドゥの方がより濃厚な味わいでクセになります。
そのままでもいいですが、辛いもの好きの方はチリを入れたり、ニンニクやショウガを混ぜたり、ライムを絞ったり。
いづれも日本の食卓でも十分に使える物だと思います。興味のある方は、お土産屋さんでは購入できませんので、スーパーマーケットに立ち寄って探してみて下さい。いづれの100円から150円位で売っています。
ではでは。