サワーソップという果物
こんにちは、コタキナバル現地ツアー会社のブログです。
ローカルマーケットには、日本ではなかなか見れない果物がいろいろ売られています。今回はその中で、私がたまに食べたくなる体に良い果物をご紹介します。
見た目は悪いですが効能は抜群?!
緑色で表面がブツブツ、美味しそうに見えないこの果物。
サワーソップといいます。
買った時はまだ硬く、食べ頃は4−5日後ということでした。
日が経つとだんだん表面の緑が黒ずんできて、
食べ頃になると、柔らかくなり表面を触るとブニョブニョしてきます。
包丁で半分に切ってみると、中は白い実をしています。
皮は剥がれるように綺麗にむけます。
ニオイは桃のようで、味は甘酸っぱい。
水分が多い果物で、このままかぶりついて食べてもジューシーで美味しいです。
ビタミンCが豊富で、中に入っている黒い種以外は全部食べれます。
ミキサーを使えばこのようにスムージー状に。ジューサーを使えばジュースになります。ヨーグルトのような感じで、何も入れなくても甘味を感じますが、ハチミツを少し入れてもいいと思います。
私の想像ですけど、
焼酎にこの果汁を入れたサワーソップサワー、
きっとめちゃめちゃ美味しい飲み物になると思います。
このサワーソップは、肝機能を高めたり、ガン細胞を抑制する効果があることなどが医学的に証明されているようなので、今後はもっと注目される果物かもしれません。
ではでは。
コインランドリーとカフェが合体
こんにちは、コタキナバル現地ツアー会社のブログです。
やっぱり!この組み合わせの店がついに!、、と思いました。
今、コタキナバルは町中にDOBI屋がいっぱい開店して、大流行りです。DOBIとは、マレーシア語で洗濯屋の意味です。
日本のクリーニング屋さんのように、衣類を預け洗濯してもらう店もありますが、今流行っているのはコインランドリーショップです。
私の家の徒歩圏内にも3店あり、どの店も常にお客さんがいる状態です。
大きな店だと洗濯機と乾燥機が30台以上置かれた大型店も。
待ち時間を有効活用?!
ランドリー&カフェ
ついに、オープンしました。
LAUNDROLUXE というちょっと小洒落た名前のカフェ。
場所はCentre Pointセンターポイントの向かいにあるApi-Api Centreアピアピセンター。
コタキナバルでは珍しい?イタリアのillyコーヒーが飲めるカフェ。
朝は7時30分から、夜も24時まで営業で食事も楽しめるようです。
モノトーン系でお洒落な雰囲気。
ここは、洗濯するのが主な目的はなく、カフェで過ごすついでに洗濯も、という感じの若者層をターゲットのお店でしょうか。この日も、店内にいたのは見た目全員 が20代でした。
現在は、とりあえずカフェコーナーはオープンしてますが、
ランドリーコーナーはまだ利用出来ません・・、近日中に開始されるようです。
なぜ、コインランドリーショップが繁盛するのか?
マレーシアでは、部屋を借りるのは経済的にも楽なルームシェアが普通です。
友達同士、又は全く知らない人同士が、ひとつのアパートに住みます。
リビングやトイレは皆で共有ですが、寝室は一人一部屋が普通なのでプライバシーは保たれます。
こちらのアパートの多くは2部屋、3部屋あるタイプで、ワンループタイプが少ない。そのため、ルームシェアするのが一般的になっています。
一人暮らしなら、いつでも好きな時間に洗濯機を回せますが、
数人でルームシェアしていると、洗濯機を使える時間も限られ、
重複したりしたら待っている時間ももったいないですね。
特に仕事をしている人同士のルームシェアだと、洗濯する時間が重なってしまうことも多いと思います。
そんな現地の住宅事情でコリンランドリーが流行っていると思います。
ルームシェアではなく、家族で住んでいる人もこのようなランドリーは利用します。
一度に大量の衣類が洗え、家庭の洗濯機では洗えないような大きな物が洗える大型洗濯機があり、乾燥機も備わっているので便利です。
町中にあるお店には、長期滞在しているっぽい白人の外国人の方をよく見かけます。
少し長めの滞在を計画されている方、ホテルのランドリーはやはり割高なので、
町中にあるコインランドリーを利用してみてはいかがでしょう。
ではでは。
Kaamatanカアマタン 収穫祭
こんにちは、コタキナバル現地ツアー会社のブログです。
コタキナバルは、5月30・31日はカアマタンと呼ばれる収穫祭で祝日です。
Kaamatanとは収穫という意味の言葉ですが、マレーシア語ではなく、サバ州の一大民族であるKadazan-Dusun カダザンドゥスン族の言葉です。
このお祭りは、5月の1ヶ月をかけてお祝いして、そのフィナーレがこの2日間。
神話が残る盛大に行われる収穫祭
ボボヒザン Bobohizan と呼ばれる尼僧が、この収穫祭の日程を決めることが出来ます。これはこのお祭りの重要な役割の一つです。
カダザンドゥスン族がこのお祭りをお祝いし、大切にするには理由があり、それが昔から伝わる神話です。
当時、大飢饉に苦しんでいた村人たちを悲しみ、哀悼を示していた神 Kinoingan 。彼はひなびた土地に栄養分を与えるため、自分の娘だったHuminodunを小さく裁断し、田んぼの上に撒いたといいます。すると、土地が生き返り、米も豊かに実り大豊作になったということです。
苦しんでいた村人たちは救われ、Huminodunの精神はお米に宿り、Bambarayon又はBambazonとして民族間で知られています。
かなりグロテスクな神話ですが・・、彼らにとっては神秘的な神話として今も語り継がれています。
そして、Huminodunの精神を称え最終日にUnduk Ngadauが選ばれます。
Unduk Ngadauとは美人コンテストのことで、ミス・ハーベスト(ミス収穫祭)を決めます。5月の1ヶ月間、各地で選ばれた女性たちがコタキナバルに集まります。そしてその中から選ばれた優勝者は“太陽を浴びた少女”と呼ばれます。
今年は、すでにラマダンに入りイスラム教徒は断食中ですが、一方で多くがキリスト教徒のカダザンドゥスン族はこの収穫祭期間は飲めや歌えで盛り上がります。
多民族国家マレーシアならではでしょうか。
ではでは。