鮮やかな青色ご飯のナシクラブ
こんにちは、コタキナバル現地ツアー会社のブログです。
マレーシアの食べ物は綺麗な色をしたものが多いです。鮮やかな色が多いので合成着色料を使用していると思われがちですが、多くは自然に生育している植物などから色素を抽出して着色しています。
連日、雨で鬱陶しい日が続いているので気分を晴らしに?綺麗な料理を食べに行ってきました。今回ご紹介する料理も植物を使って着色した郷土料理です。
青色のお米が綺麗なナシクラブ
どうですか、青色も鮮やかですが他の料理も綺麗に盛り付けられています。
5つ星ホテルのレストランに出てきそうな感じ?ですけど、
そんな高級なお店に私が行くわけありません。たまには行きたいですけど・・。
郊外の村の中にある観光客など訪れないローカル食堂ですが、料理を見て分かるようにしっかり仕事してます!って感じの店でスタッフもしっかりしてて、居心地の良いお店です。
これがNasi Kerabu ナシクラブというマレー半島発祥の郷土料理です。
この青いご飯の着色に使われているのがButterfly Pea バタフライピー(蝶豆)と呼ばれる花。ご飯の上の乗っかってるのがその花です。
着色されたご飯自体は無味無臭です。
この蝶豆にはいろいろな効能があると言われていて、女性たちの間では密かなブームになっているとかいないとか・・。
蝶豆はハーブティーとしても飲まれ、コップに入った鮮やかな紫色の飲み物がそれ。蝶豆自体は無味なのでちょっと甘く味付けしてあります。
普段の食事よりは多少割高ですが、たまに食べに行きたくなるお店です。
一応料理内容は、上から時計回りに
フライドチキン(今回はチキンを選びましたが、魚も美味しいです)
塩味付ゆで卵
山ネギと生姜の和え物
ココナッツパウダー
茹で野菜(人参ときゅうり)
インゲン豆炒め
チップ
サンバル(ピリ辛のマレーソース)
他に、
スープ
蝶豆のハーブティー
マレー菓子
青いご飯を紹介したついでに、
今週は黄色いご飯も食べてました。。
これは以前にも紹介したことがあるNasi Kuning ナシクニンです。
この黄色はターメリック(ウコン)で着色されたご飯です。
ココナッツミルクを入れて炊いているのでご飯はクセがあります。
このように派手な色合いの料理ですが、着色は自然の物から。街歩きをしていて日本では見たことのない色合いの料理やお菓子を見かけたら、思いきって食べてみてはいかがでしょう。
ではでは。