ボルネオ島の案内人|遊・食・旅 'Blog

ボルネオ島のコタキナバルに魅せられ住み続けている筆者が遊び・グルメ・観光・旅情報などを発信

テングザルと雨上がりの夕焼け

昨日は久しぶりに、10日位ぶりにまとまった雨が降りました。ちょうどジャングルクルーズへ向かう途中に大雨で、夕方からのテングザル探しが心配でしたが目的地のガラマ川周辺は既に止んでいて、太陽が顔を出し始めていました。

 

雨が上がり、気温も下がり、絶好の天候

ガラマ川の夕焼け

 

クルーズ後半の夕暮れ時、半袖ではちょっと肌寒く感じるくらいの気温。

テングザルはもちろん、シルバーリーフモンキー、カニクイザル、水牛の群れ、カワセミなど、いろんな生き物たちが見れました。

 

ガラマ川のテングザル

 

これは、睡蓮の蕾です。

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ここで見れる睡蓮は、日が暮れて暗くなると花が開く珍しい種類。

ボートクルーズ始めはまだ蕾のままですが、

太陽が沈むと、、、、

 

 

 

このように咲きます。

ガラマ川で夜に咲く睡蓮の花

本当に綺麗な鮮やかなピンク色です。

 

そして、雨上がりは、蛍も綺麗に見れます。

日本で見れる蛍と違って、ここの蛍は光の点滅が早くよりキラキラして見えます。

 

クアラルンプール空港では大変なことが起こりましたが、

コタキナバルは何も変わらず、通常通りです。

 

ではでは、良い週末を!

 

 

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ガソリンの値上げが止まらない

今年に入って早くも2回目の値上げです。1月に値上がったと思いったら、2月からまた値上がりました。いろいろ世界情勢などあるのでしょうが、ここ半年の間で確か50セン位値上がりました。これ以上値上がりが続くと、コタキナバルの現地ツアー・オプショナルツアーの料金にも影響が出てくるかもしれません。

 

儲かってるでしょうね

ペトロナスツインタワー

 

写真はご存知、クアラルンプールにあるツインタワー。

これは、石油・ガス供給会社、マレーシア国営企業ペトロナスの本社です。

高さでは20世紀の建築物では世界一、ツインタワーとしては今だに世界一です。

立派なビルで、豪華絢爛です。

展望デッキへの入場料は2000円以上! スカイツリーより高いんです。

 

で、燃料費がいくらかというと、

今月からリッターあたり、

レギュラー 2リンギット30セン

ハイオク 2リンギット60セン

軽油 2リンギット15セン

マレーシアと日本の物価を考えたら、こちらの方が割高だと思います。

 

日本と違って、ガソリン・軽油はどのスタンドで入れても値段は同じです。

ロケーションによって利用車の多い少ないはありますが、

日本のように安いスタンドに利用車が集中して混むということはありません。

 

でも、田舎の小道を走っていると、

小さな売店に「ガソリン売ります。リッター○○リンギット」みたいな

看板を出して、高く売っているところがあります。

きっと違法なんでしょうけど、付近にスタンドなどなく、ガス欠寸前の車なら、

仕方なく買うんでしょうね。

 

今後、燃料費以外の物価上昇が心配です。

 

ではでは。

 

カダサンドゥスン族の伝統料理

コタキナバルに来たら何を食べようか?現地観光・オプショナルツアーに参加して自然や動物、海などを楽しむ人が多いですが、現地のグルメを楽しみたい人もいらっしゃいます。多民族国家マレーシア、食べ物もいろいろあって悩むところです。

 

カダサン・ドゥスン族料理が食べれるレストラン

D'Place Kinabalu カダサンドゥスン料理レストラン

地元の食堂やフードコートでローカルフード、B級グルメも美味しく食べれますが、古くから伝わる伝統的料理が食べれるお店は少ないのですが、昨年の12月に市内中心部にカダサンドゥスン族の料理を提供する専門レストランがオープンしました。弊社の観光ツアー時の食事場所としても利用させて頂いていますが、とても好評です。

 

昼食と夕食の時間帯はビュッフェスタイルの食事が楽しめ、料金もお手頃でいづれも1000円以下です。夕食時には毎日19時30分から30分程のカルチャーダンスが披露されます。

料理は野菜、肉、魚とバリエーションも豊富で、味付けもくどくなく日本人でも食べやすい料理だと思います。

グループの場合は個室もあり、オリジナルのセットメニューをオーダーすることもできます。

 

店内は明るい雰囲気で、テラス席には喫煙コーナーも設けられています。

D'Place Kinabalu の店内

 

料理を盛るお皿は籐製の器にバナナの葉です。伝統的料理っぽいですね。

カダサンドゥスン料理

 

辛いもの好きにには、サンバルというチリソースがオススメ。私は何にでもかけます。

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ヒナバという生魚のマリネもあります。現地で唯一、生魚を使った料理です。酸っぱくてライムが効いて美味しいです。この料理はなかなか食べれません。(写真中央)

サバ州伝統料理のヒナバ

 

アンブヤットというブルネイから伝わった料理。サゴ椰子の幹から採れるデンプンをお湯と混ぜて作ります。水飴のように割り箸を上手に使って取り分けてくれます。

アンブヤット Ambuyat

酸味の効いたソースを絡めて食べます。

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デザートも何種類かあり、このサゴ椰子とかぼちゃのデザートは絶品です。

サゴ椰子のデザート

 

チキンカレーや野菜のマレーソース炒め、カラッと揚がった小魚フライ、バナナの葉に包まれたもち米など、いろいろな料理が楽しめます。

 

 

そして、タンパク質補給に最適なものも食べれます。これは別料金が必要ですが、まさに伝統的料理、というか食材ですね・・・。

 

デンプン質が採取できるサゴ椰子の幹を切った一部分も展示されています。

この木屑を持ち上げて見ると・・・。

サゴ椰子の幹

 

 

 

幹に棲みつくゾウムシの幼虫です。

BUTODと言います。

いろんな料理に調理してくれます。

そして、生でも食べれます。

頭部分はちょっと硬いので、それ以外をパクッと踊り喰いです。新鮮です!

ほんのり甘くクリーミー。

 

私も何度も食べています。

修学旅行生が訪問する村で行われるプログラムの一つで、このBUTODを出します。

最初は「キャー、キャー」言ってますが、

一人が挑戦すると、意外とみんな食べるものです。

 

ビュッフェ料理にはこのBUTODは入っていませんので、ご安心を。

 

せっかくの機会、コタキナバルへ来た際に挑戦してみませんか。

 

ではでは、良い週末を!

 

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