知らなかったのは私だけ?!
こんにちは、コタキナバル現地ツアー会社のブログです。
ボルネオ島の大自然を守り続けていくには様々な取り組みが必要ですが、先日、町中でエコな取り組みを見つけました。さすが大手企業は違うなぁと、そしてマレーシアも大したもので、やるじゃん!と。
何気なく、駐輪してあるオートバイを見てみると
早朝、仕事関係者とKFCの前で待ち合わせをした時、デリバリー用バイクが数台並んでいて、それを何気なく見てみると・・。
ソケットに差し込まれたプラグの先がオートバイと繋がっていました。
今やファーストフードのデリバリーサービスは当たり前ですが、
KFCは電気スクーターを利用していました。
調べてみると、3年以上前から導入が始まったようです。
恐らく開始はクアラルンプールあたりから始まって徐々に普及させ、やっとボルネオ島に至った、と勝手に予想してます。まさか全店一斉導入は無理でしょうし、ボルネオ島をまず優先導入なんてありえませんからね。
今やデリバリー業界では当たり前になっているのでしょうか?
今度機会があれば、某大手バーガーチェーン店のオートバイを見てみようと思います。
コスト削減はもちろんですが、環境に優しい取り組みなので、今後は色々な業界に広まって欲しいものです。
ではでは。
ボルネオ島の蛍について
こんにちは、コタキナバル現地ツアー会社のブログです。
ボルネオ島旅行の楽しみはいろいろですが、人気の1つは野生動物見学と自然のイルミネーションが美しい蛍鑑賞。ボルネオ島固有種の動物はもちろんですが、蛍もなかなか日本では見れませんので、初めて見た!というお客様が多いです。
ジャングルでの夕焼け後の蛍鑑賞
ここサバ州に生息している蛍に関して。
そもそも蛍は甲虫目( コウチュウモク)ホタル科の昆虫。
カブトムシやクワガタ、てんとう虫も甲虫目のようです。
世界で何種類いるのか?
世界で100属以上、約2800種類と言われていますが、まだまだ近年でも新種が見つかったりしているので、これからも増えていくと思います。
ちなみに私がマレーシアに来た10数年前には約2000種と聞いていました。
サバ州で見れる蛍は?
マレーシアで見られる蛍はPteroptyx プテロプティクス属の8種類。
サバ州で見られるのはそのうちの下記の5種類。
1. Pteroptyx Tener
2. Pteroptyx Beami
3. Pteroptyx Malaccae
4. Pteroptyx Valiola
5. Pteroptyx Gelasina
場所により生息している種類が違います。
我々のジャングルクルーズのツアーで行く場所には1〜3がいると言われてます。
特に多いのが1のTenerで、次は2のBeamiです。
特にBeamiは活発で、点滅しながら木々から離れ、幻想的に舞い上がり、こちら側に近寄って来くるので、これはかなり感動モノです。
ここで見られる蛍の光の点滅は日本のホタルより早いのも特徴のひとつです。
蛍の寿命は?
蛍は、卵>幼虫>さなぎ>成虫となります。
成虫までは数ヶ月かかりますが、成虫の寿命は1−2週間。
成虫は口が退化して、何も食べず水分しか体に吸収出来ないからでしょうか?
こんな話を聞いたら、点滅して舞う姿に哀愁を感じてしまいますね。
綺麗に見れる時間帯は?
暗くなったらいつでも同じように点滅するわけではなく、
19時から22時位の時間帯が一番強く光ります。
オスもメスも光りますが、メスはあまり動きませんが、オスはよく舞います。
どうでしょう、以上が簡単ですが蛍に関する豆知識でした。
弊社で人気のジャングルクルーズツアーでは、
テングザルなどの野生動物を見て、
夕焼けを見て(天候次第)
蛍を見ます。
たっぷり2時間以上のクルーズになります。
他、カヤックツアーも夕食後に蛍鑑賞へご案内しています。
ゴールデンウイーク期間もまだまだご予約受付中です!
お待ちしてます。
ではでは。
ロッカウィ・ワイルドライフパークは以外と楽しい
こんにちは、コタキナバル現地ツアー会社のブログです。
今年で10周年を迎えたロッカウィ・ワイルドライフパーク。相変わらず観光客にも、地元の人たちにも人気です。当初は「観光客が動物園なんか行く?」と、正直個人的にはあまり期待していませんでした。
しかし、嬉しいことに予想を裏切り10年経った今でもコタキナバルから行ける人気の観光スポットになりました。
ここは野生保護局が管理している動物園なので、絶滅が危惧されている動物たちの保護施設でもあります。地元の幼稚園児や小学校低学年の教育施設としても活用され、遠足で多くの子供たちが訪れます。
目当てはやっぱりオランウータン?!
人気ですね。
日中は暑いので、あまり活発に動かず、このように日陰でだらけています・・。
別の日も、多分同じオランウータンだと思いますが、こんな感じです。
オランウータンがいる場所は、多くの見学者がいつもいます。
檻に囲まれていない開放的な雰囲気の中で見ることができます。
以前はシアターで行われるショーにオランウータンが出てましたが、
現在では出演していません。
でも、この見学コーナーを見ているだけでも、いろいろな動きをしてくれるので、
十分に楽しめます。
暑い中みんなの前に出てきて愛くるしいポーズで迎えてくれる子もいますよ。
麻袋を頭からかぶって日よけ対策?
ローブにつかまりグルグル回転して遊んでいます。
オランウータン以外にも、ボルネオ象、マレーグマ、マレータイガー、テナガザル、
などマレーシアに生息する動物たちを見ることが出来ます。
そして、ボルネオ島固有種のテングザルも人気ですね。
ここは檻に囲まれた中で飼育保護されています。
オランウータンほど愛くるしい顔付きではありませんが、、
憎めない顔をしています。
でも、やっぱりテングザルを見るなら自然に生息する姿を、
ジャングルクルーズしながら見るのが一番です。
コタキナバル発の現地ツアーでは人気のツアーですので是非ご参加下さい。
ロッカウィ・ワイルドライフパークは山を切り開いたアクセスが悪い場所にあります。
行き方はタクシーかツアーに参加する2通り。
タクシーの場合、現地では待機しているタクシーはいませんのでコタキナバル市内から利用するタクシーを必ずチャーターでして下さい。乗車時に運転手さんと料金を交渉してから乗車して下さい。
料金交渉など面倒だという方は、安心送迎&ガイド付のツアーにご参加下さい。
今日は、これからテングザルツアー。
何匹見れるか、楽しみです。
ではでは、良い週末を!