ドリアン食べながらビールを飲む
ボルネオ島マレーシアは今フルーツシーズンです。コタキナバルのマーケットにはいろんなフルーツが並んでいます。先日、近所のマーケットへ探しに行きました。目当てはニオイが臭く、日本人には毛嫌いされているあの果物の王様ドリアンです。
ドリアンの原産国はマレーシア
マレーシア語でDuri とは“トゲ”という意味。
１年中食べれる果物ではないので、マレーシア人はシーズンになるのを心待ちにしています、しているはずです、していると思います。
ドリアンには種類がいろいろあってそれぞれ値段が違います。マレーシアでは実が赤色やオレンジ色のドリアンもあります。
普段はあまり買いませんが、見ていただこうと思って買ってきました。どうですかこの鮮やかな色。右側のだけは実は明太子です！と言っても納得しちゃうような色です。
値段は安めですが、その分甘みも弱いです。
一般的なのはこのような黄色い実です。
地元の人は丸ごと１個を買って一人でペロッと食べちゃいます。私もペロッと、小さかったら２個位食べちゃいます。え？！と思いますが、厚い皮に覆われていて、種が大きいのでそれほどの量はありません。
で、ドリアンとアルコールはダメなのか？
胃袋が爆発するなどと言われていますが実際どうなんでしょうかね。友達に聞くと返ってきた答えが、「ビールはOK！」って言われました・・。
それを信じて、ドリアン食べた後にビール飲んだり、友達の田舎に遊びに行った時にはビールのお供にドリアン食べたりしていますが、今のところ爆発していません。
それより、ドリアン食べながらビールを飲んでいると全然酔っ払いません。ドリアンには酔い止め作用があるかも・・。
人によっては爆発するかもしれませんので、ドリアン食べたらアルコールは控えた方が無難だと思います。
美味しいドリアンの見分け方
今、マーケットには出回っていますが、友達曰く、もっと美味しいのは９月だと言います。何故かと聞くと、今のドリアンは木から切って収穫した物が多いらしい。
ん？木から切らないの？と思いますよね。
本当に美味しいのは木から自然と落ちたドリアンとのこと。落ちる前に切って収穫しちゃうと味がイマイチらしい。でも、そんなの見た目では分かりませんよね。
見た目の色合いやヘタの色、トゲを見て判断と言っても素人には無理です。ましてや匂いなんてどれも一緒。
一番分かり易いのが、振ってみること。そうすると中で実が房から離れて音がします。そういう物が美味しいと言われてますが、なかなか音が出るのが見つかりません。
音が出なくても美味しい物もいっぱいありますので、とりあえず丸ごと買ってその場で食べてみましょう。パック詰めの物も売っていますが、やっぱり美味しいのは割ってすぐ食べる物です。
値段は種類により違って安い物で１kgで１５リンギット位、高い物だと１kgが５０リンギット以上します。１個はだいたい１〜３kg位です。
その高いドリアンは猫山王 ムサンキンという種類。確かに美味しいですが、そこまで高い物を買わなくても、他の種類でも十分に美味しいです。
近頃は街中で観光客相手にやたらとムサンキンを売っている店を見かけます。見た目で判断できないので、全てが本物がどうか私は疑っています・・。悪い商売人もいますから気をつけたいですね。
食べ終わった後は
ドリアンはこうやって手づかみで食べますので、手にドリアンのニオイが付きます。
店によっては使い捨てのビニール製手袋が用意されていますが、手洗い用の水だけで、石鹸もなかったら、、
実を食べて残った空になった房の中に水を入れて洗うと、
あら不思議、ニオイが取れてる！
噂なのか本当なのか、是非試してみて下さい。
ではでは。
