ボルネオ島の案内人|遊・食・旅 'Blog

ボルネオ島のコタキナバルに魅せられ住み続けている筆者が遊び・グルメ・観光・旅情報などを発信

サバ州立博物館で歴史文化を学ぶ

ボルネオ島サバ州のことをもっと知りたい、という方に訪れて欲しいのはサバ州立博物館です。いろんな国の植民地統治の時代を経て独立したマレーシア。マレー半島とは違う歴史があるボルネオ島の興味深い展示物が見られます。

 

サバ州の歴史と文化を知る

サバ州がマレーシアに加わったのは、マレーシア独立年の1957年の6年後の1963年。だから、2007年に50周年というので国で盛大に祝典をやってましたが、コタキナバルに住む私の回りの人達は「?」だった記憶があります。

それはそうですよね、サバ州はマレーシアになってからまだ50年経ってないのですから。。ただ、当時は日本の旅行会社で販売促進していただき多くのお客様に訪れていただきました。

そんな、サバ州には30を越える先住民族が住み、各々が違う言語を話し、生活習慣も違う多様な伝統と風習の中で生活しています。貴重な展示物や資料などを通してサバ州の歴史と文化を学べる貴重な博物館です。

サバ州立博物館

 

◉本館とヘリテージビレッジ

本館内は写真撮影が禁止されていますのでご注意。

主なものとして、先住民族たちの生活様式が垣間見れる楽器や農具、武器など。主だった先住民族の衣装も展示されています。日本の統治時代を含めた歴史の経緯が当時の資料などで解説しています。貿易で栄えた時代の貴重な壺などの置物、サバ州に生息する昆虫などの標本。

外に出て、吊り橋を渡ると先住民族の家屋が再現されているヘリテージビレッジ。部族によって建てる家の違いなどが分かります。自然に囲まれた中で植物を見ながらのんびり散歩してみてはいかがでしょう。

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 【情報】

・行き方:市内中心部からタクシーで5分位

・入場料:大人15リンギット/子供5リンギット

・開館時間:09:00 - 17:00 無休

 

ではでは。