ボルネオ島の案内人|遊・食・旅 'Blog

ボルネオ島のコタキナバルに魅せられ住み続けている筆者が遊び・グルメ・観光・旅情報などを発信

野菜と一緒に食べるマレー料理

世間ではイースター絡みの3連休明けです。日本の春休みも残すとこあと10日間位でしょうか。コタキナバルは今日も快晴です。観光に来て頂いたお客様は海・山・川・食などいろいろ楽しんで欲しいと思います。

 

今日は聞き慣れないマレー料理のご案内です。 

ナシ・ララップ Nasi Lalap って知ってますか?

恐らくほとんどの人が知らないと思います。ナシゴレンやナシレマ、ミーゴレンなどはガイドブックやブログなどで紹介されているので有名ですが、ナシララップはあまり聞かない料理かと思います。

Lalap とは生野菜の意味で、インドネシアの一部の民族が生野菜を食べる習慣があり、それがマレーシアにも伝わったと聞いています。そこで今回ご紹介するナシララップ とはご飯のメインディッシュの付け合わせで生野菜が付いてくる料理です。

 

ナシララップ Nasi Lalap

日本では付け合わせに生野菜が付いているのは普通ですが、マレーシアでは生野菜が付け合わせで付いてくることはほとんどありません。普段の生活で生野菜を食べることが少ないので、ホテルの方に朝食ミーティングなどに招待されると、真っ先に野菜のビュッフェコーナーに足が向いていまします。

 

付け合わせの野菜はお店により違い、キュウリ、レタス、タマネギ、インゲン豆、ほうれん草などなど。それにサンバルという赤い辛味ソースを付けて食べます。この写真のお店はナスやインゲン豆が付いてきますが、生ではなく軽く素揚げして食べやすくなっています。

◆メインのおかずは何?

普通、ナシララップと言えば鶏肉が一般的です。お店の看板に「Nasi Lalap」としか書かれていなかったら、鶏肉を揚げた料理が出てきます。「Nasi Lalap Ikan」と書かれていたら、Ikan とは魚の意味ですので魚料理が出てきます。

 

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鶏肉又は魚と付け合わせの野菜、それとスープを一緒に出してくれるのでマレー料理のセットメニューです。私がよく食べに行くお店はナシララップが大人気で、昼食時に行くと、10人中8人は食べています。そこの鶏肉はカリカリに揚がって香ばしくて美味しい。個人的な意見として、ナシララップが美味しいお店は他の料理も美味しいく食べれると思っています。

 

ではでは。