ボルネオ島の案内人|遊・食・旅 'Blog

ボルネオ島のコタキナバルに魅せられ住み続けている筆者が遊び・グルメ・観光・旅情報などを発信

ブルネイからコタキナバルへ

前回、コタキナバルからブルネイへフェリーで行く方法をご紹介しました。
今回はブルネイからコタキナバルへの方法も簡単にご案内します。ムアラフェリーターミナルからラブアン島へも往路同様にフェリーを使います。
 
私の知っている限り、4社が運行していて料金は各社共通で下階15ブルネイドル、上階20ブルネイドルです。チケット代にターミナルフィーが含まれていませんので別途2ブルネイドルが必要です。フェリー代と一緒に買えるようにすればいいのに、別のカウンターで買わないとダメなので2度並ぶ必要があり面倒です。
 
フェリーターミナルは06時30分に開けられ、午前8時00分が最初のフェリーで、数時間毎に出ていて、最終フェリーは16時30分。ターミナル内には小さな食堂があって06時30分から18時00分まで営業しています。ナシアヤム、ミーゴレンなどの食事が出来ます。

ブルネイ側のチケットカウンター

SRI LABUAN, MING HAI, SURIA, SERI ANNNAという4社ですが、私は時間が合えば、SERI ANNNAを利用します。理由としては、船内のエアコンが調整されていて寒すぎない、そして小さいながらデッキがあるので約1時間の船旅が外の空気にあたりながら楽しめます。飛行機の搭乗のように2時間前に行く必要はありません。早く着きすぎてもチケットカウンターには人がいない場合があります。乗るフェリー出発時刻の1時間前にチケットカウンターに行けば十分ですが、混み合う週末や祝日は早めに行くか、事前に町中の旅行代理店で購入した方が無難です。

 
ラブアン島からコタキナバルまでのフェリーは08時00分と13時00分の1日に2本です。一番早いブルネイ発のフェリーがラブアン島に到着するのが09時頃なので、13時00分発のフェリーに乗ってコタキナバルへ帰れます。
 
もうひとつの方法がラブアン島からムヌンボ(MENUMBOK)という町までスピードボートで行き、そこから乗り合いタクシーでコタキナバル市内に戻る方法です。
このボートは地元の人たちが日々の交通手段として利用しているので、本数も頻繁に出ているので便利です。12人前後が乗る船内は狭いですが、所用時間は約20分なのであっと言う間に到着します。その間はずぅーっと、ジェットコースターに乗っているようなスリリングが味わえます。。船底が波に打ち当たる音がバンバンしながら走り、時よりブレーキと共に体が浮かび上がるような感覚に。

 

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かなりアンティークなボートでちょっと不安になりますが、毎日何度も同じルートを走り、風や波の状況は知り尽くしているはず、、なので信用して乗っています。
料金は15リンギットで、購入するカウンターはブルネイ行きなどのチケットを買う場所と同じです。ターミナルにはチケットカウンターは1カ所しかないので分かるはずです。揺れる体感を出来るだけ弱くしたい方は後ろの方に乗って下さい。多少は弱く感じるかもしれません。
 
ムヌンボ着後は、桟橋から歩いて数分の場所に乗り合いのタクシー乗り場があります。そこで、行き先を伝えて指定された車に乗りコタキナバルまで行きます。人が集まればすぐ出発してくれますが、車内がいっぱいにならないと人が集まるまで待機。車内は後ろ2列に6名+助手席1名。料金は30リンギットですが、待っても乗車人数が集まらずに出発する場合は多少割り増し料金を徴収される場合もあります。コタキナバルまでは約3時間で、市内中心のガヤストリートに近いターミナルに到着します。
 
大型バスも出ていて、料金も安く快適ですが本数が1日に3本程度しかありませんので長い時間バスを待っているより、タクシーで帰った方が良いですね。
 
今回2回に分けてコタキナバルとブルネイ間をフェリーで行き来する方法をお知らせしました。バックパッカーなどで移動にかかる費用を抑えたい方や時間的に余裕のある旅人にはひとつの方法として検討してみてはいかがでしょう。
もちろん、おすすめはあっと言う間に到着する飛行機ですよ!