バンバンガンって、なんなんだ?
これこそまさにサバ州の伝統的な食べ物!
バンバンガン Bambangan とは何か?
サバ州に住む先住民族カダサン・ドゥスン族が昔から好んで食べてきた物です。コタキナバルのローカルマーケットに行くとバンバンガンが並んでいます。
これがバンバンガン
ジャガイモ?
ココナッツ?
これにちょっと手を加えて作った物がこれJeluk Bambangan 。家庭で作った物をこうやって容器に入れて売っています。これで料金は5リンギット位。
答えですが、バンバンガンとは果物なんです。
マンゴーの一種で野生のマンゴーと言われています。ニオイはまさにマンゴーです。
果物ですが、そのまま食べることはあまりしません。一般的なのはこのJeluk Bambangan です。バンバンガンと言えばこれを指すことが多いです。
これはバンバンガンの漬物です。
茶色い皮をむくとこのような綺麗な黄色をした実をしています。そして、白く見えるのは種を削った物です。
自分で作ったことはないですが、作り方は簡単のようです。
酸味がある黄色い実を食べやすく小さく切って、塩、水、チリ、削った種を全て一緒に容器に入れて数日待つだけ。
酸っぱくて塩っ辛いフルーツの漬物の完成です。
これははまります。ニオイはマンゴーなのに甘くなく、しょっぱ辛い。
ご飯のお供でもいいですが、ビールのおつまみにも。
チリを入れない家庭もありますが、個人的には絶対チリを入れた方が美味しいと思います。それも、たっぷりと!
これはレストランでは食べれませんので、マーケットを散策してパックに入った物を見つけたら、是非買って食べて見てください。
魚との相性がいいらしく、家庭では魚料理に入れて食べることもあります。
注:近頃はマンゴーにアレルギー反応が出てしまう人も多いようです。これは甘くないですがマンゴーの一種なので食べないようにして下さい。
ではでは。