ボルネオ島の案内人|遊・食・旅 'Blog

ボルネオ島のコタキナバルに魅せられ住み続けている筆者が遊び・グルメ・観光・旅情報などを発信

コタキナバル現地ツアーの魅力

見どころいっぱいの観光スポット紹介

 

ボルネオ島は自然豊な島で世界中から多くの観光客が訪れます。

今回は現地オプショナルツアーの見どころをご案内。マレーシア全13州の内2つの州があり、そのひとつのサバ州の州都がコタキナバル。ボルネオ島と聞いて多くの人がイメージされるのが、ジャングルとオランウータンですが、それ以外にも多くの見どころや観光資源が豊富な場所なんです。

 

「へー、以外と都会なんでびっくりしました」

到着日に空港でお出迎えをして、ホテルへお送りする時に多くのお客様が言われる言葉です。そうなんです、コタキナバルの町中はショッピングセンターも数軒あり、道路も舗装されて車も多く走っています。

 

お子様からお年寄りまで楽しめる観光地

山、川、海、動物、食べ物、お買い物。どの世代の方々でも楽しめて近年ではお孫さんと一緒におじいちゃん、おばあちゃんの3世代で遊びに来られるご家族も多いです。山だけ、海だけの他の観光地と違い魅力溢れるポイントを簡単にご案内いたします。

 

1.山遊び

世界遺産に登録されているキナバル自然公園。広さはシンガポールの国土より大きな広大な場所。富士山より高い標高4,095mのキナバル山を含む3つの山々から成ります。高山植物や蘭、食中植物が見学できるマウンテンガーデン、旧日本軍が発見したと言われているポーリン温泉、そしてその裏山をトレッキングすると空中散歩が楽しめるキャノピーウォーク。運が良ければ世界最大の花・ラフレシアが見られます。道中には山岳民族が住む村のマーケットを見学することも出来ます。マウンテンガーデンまで約2時間、そこからポーリン温泉まで約50分。所要約10時間の終日のツアーになります。

神聖なキナバル山

日本軍が見つけたポーリン温泉

 

2.川遊び

それぞれ、遊ぶ川は違いますが、カヤック、ラフティング、ジャングルクルーズ、蛍鑑賞が楽しめます。マングローブの湿地帯の中を自分でパドルを漕ぎカヤックで進みます。ラフティングは大自然に囲まれた田舎に流れる川を約90分架けて専用ガイドと共に下ります。2時間程行った場所でのジャングルクルーズは自然の中に生息するボルネオ島固有種のテングザルを探します。絶滅危惧種でここボルネオ島にしか生息しない珍しい動物。それ以外のサルや野鳥、ワニなどが見られるかもしれません。蛍鑑賞はカヤックとジャングルクルーズの川で見られます(天候次第)。

人気のカヤック体験

子供も楽しめるラフティング体験

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3.海遊び

市内の桟橋からスピードボートで約20分。5つの島々から成るトゥンク・アブドゥル・ラーマン海洋公園があります。サピ島、マヌカン島、マムティック島、ガヤ島、スルグ島の5つ。通常ツアーで遊びに行く人気の島はサピ、マヌカン、マムティックの3島。日光浴したり、シュノーケルを楽しんだり、木陰で読書など過ごし方はいろいろ。バナナボートなどのマリンスポーツも楽しめます。昼食はリゾートらしく浜辺でのBBQ料理。半日で手軽に楽しめるのでお子様からお年寄りにも人気です。

手軽に行ける海洋公園

 

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4.動物見学

上記2のテングザル探しは人気ですが、移動時間がちょっと長いのが苦手と言う方におすすめなのが、市内から30分程行った所にあるロッカウィ・ワイルドライフパーク。ボルネオ固有種のテングザルやオランウータン、ボルネオ象、スマトラサイなど絶滅危惧種の動物や、マレータイガーやマレークマなどマレーシアに生息している動物たちも飼育されています。サイチョウなどの鳥類やワニやヘビ、ミズオオトカゲなどの爬虫類も見れます。実は、上記3のサピ島でも昼食時になるとBBQの匂いに誘われて裏山からミズオオトカゲが顔を出します。

Lok Kawi Wilflife Park

ボルネオ像

人気のオランウータン

 

5.食べ物

多民族国家のマレーシアにはいろんな民族の食文化があります。クセも少なく食べ易い料理として観光客にも評判です。コタキナバルで人気が高いのはシーフードです。新鮮な食材を提供するシーフードレストランは人気で、週末には地元の人たちも家族連れや友達同士などで円卓を囲み楽しく食事をします。店内に並ぶ水槽には新鮮が魚介類が入っていて、その中から好きな食材を選び調理してもらうスタイルです。言葉が分からなくても指差しで大丈夫で、調理方法も適当にお店の人がやってくれます。他、ナシゴレン(炒飯)やミーゴレン(焼きそば)、バクテー(薬膳料理)、麺料理などのB級グルメも人気で、町中の食堂で手軽に食べれます。

 

6.お買い物

市内中心部には大小5つのショッピングセンターがあります。マレーシアのオリジナルブランドも一部ではネットで日本にも知られるようになり、それを買い求めるお客様もいらっしゃいます。ショッピングセンター内を散策していると、現地の人たちの生活様式や文化に触れ合えるような気がして面白いと思います。人で賑わっているスイーツ屋に立ち寄ったり、お土産用にショッピングセンター内に入っているスーパーで地元のお菓子などを買うのもいいかもしれません。

 

地元で人気のセンターポイント

一番新しいイマーゴショピングセンター

 

コタキナバルの楽しみ方は多種多様です。一度のご旅行で全てを見たり体験することは難しいかもしれません。滞在されるホテルでの時間も楽しみながら、観光スポットも少しでも楽しんで頂ければと思います。

 

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