ボルネオ島の案内人|遊・食・旅 'Blog

ボルネオ島のコタキナバルに魅せられ住み続けている筆者が遊び・グルメ・観光・旅情報などを発信

コインランドリーとカフェが合体

こんにちは、コタキナバル現地ツアー会社のブログです。

やっぱり!この組み合わせの店がついに!、、と思いました。

今、コタキナバルは町中にDOBI屋がいっぱい開店して、大流行りです。DOBIとは、マレーシア語で洗濯屋の意味です。

日本のクリーニング屋さんのように、衣類を預け洗濯してもらう店もありますが、今流行っているのはコインランドリーショップです。

私の家の徒歩圏内にも3店あり、どの店も常にお客さんがいる状態です。

大きな店だと洗濯機と乾燥機が30台以上置かれた大型店も。

 

待ち時間を有効活用?!

コタキナバルのコインランドリーとカフェ

 

ランドリー&カフェ

ついに、オープンしました。

LAUNDROLUXE というちょっと小洒落た名前のカフェ。

場所はCentre Pointセンターポイントの向かいにあるApi-Api Centreアピアピセンター。

コタキナバルでは珍しい?イタリアのillyコーヒーが飲めるカフェ。

朝は7時30分から、夜も24時まで営業で食事も楽しめるようです。

 

モノトーン系でお洒落な雰囲気。

アピアピセンターのランドリー&カフェ

コタキナバルのコインランドリー

ここは、洗濯するのが主な目的はなく、カフェで過ごすついでに洗濯も、という感じの若者層をターゲットのお店でしょうか。この日も、店内にいたのは見た目全員 が20代でした。

 

現在は、とりあえずカフェコーナーはオープンしてますが、

ランドリーコーナーはまだ利用出来ません・・、近日中に開始されるようです。

 

 

なぜ、コインランドリーショップが繁盛するのか?

マレーシアでは、部屋を借りるのは経済的にも楽なルームシェアが普通です。

友達同士、又は全く知らない人同士が、ひとつのアパートに住みます。

 

リビングやトイレは皆で共有ですが、寝室は一人一部屋が普通なのでプライバシーは保たれます。

こちらのアパートの多くは2部屋、3部屋あるタイプで、ワンループタイプが少ない。そのため、ルームシェアするのが一般的になっています。

 

一人暮らしなら、いつでも好きな時間に洗濯機を回せますが、

数人でルームシェアしていると、洗濯機を使える時間も限られ、

重複したりしたら待っている時間ももったいないですね。

特に仕事をしている人同士のルームシェアだと、洗濯する時間が重なってしまうことも多いと思います。

そんな現地の住宅事情でコリンランドリーが流行っていると思います。

 

ルームシェアではなく、家族で住んでいる人もこのようなランドリーは利用します。

一度に大量の衣類が洗え、家庭の洗濯機では洗えないような大きな物が洗える大型洗濯機があり、乾燥機も備わっているので便利です。

 

町中にあるお店には、長期滞在しているっぽい白人の外国人の方をよく見かけます。

少し長めの滞在を計画されている方、ホテルのランドリーはやはり割高なので、

町中にあるコインランドリーを利用してみてはいかがでしょう。

 

ではでは。

 

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Kaamatanカアマタン 収穫祭

こんにちは、コタキナバル現地ツアー会社のブログです。

コタキナバルは、5月30・31日はカアマタンと呼ばれる収穫祭で祝日です。

Kaamatanとは収穫という意味の言葉ですが、マレーシア語ではなく、サバ州の一大民族であるKadazan-Dusun カダザンドゥスン族の言葉です。

このお祭りは、5月の1ヶ月をかけてお祝いして、そのフィナーレがこの2日間。

 

神話が残る盛大に行われる収穫祭

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ボボヒザン Bobohizan と呼ばれる尼僧が、この収穫祭の日程を決めることが出来ます。これはこのお祭りの重要な役割の一つです。

カダザンドゥスン族がこのお祭りをお祝いし、大切にするには理由があり、それが昔から伝わる神話です。

当時、大飢饉に苦しんでいた村人たちを悲しみ、哀悼を示していた神 Kinoingan 。彼はひなびた土地に栄養分を与えるため、自分の娘だったHuminodunを小さく裁断し、田んぼの上に撒いたといいます。すると、土地が生き返り、米も豊かに実り大豊作になったということです。

苦しんでいた村人たちは救われ、Huminodunの精神はお米に宿り、Bambarayon又はBambazonとして民族間で知られています。

かなりグロテスクな神話ですが・・、彼らにとっては神秘的な神話として今も語り継がれています。

 

そして、Huminodunの精神を称え最終日にUnduk Ngadauが選ばれます。

Unduk Ngadauとは美人コンテストのことで、ミス・ハーベスト(ミス収穫祭)を決めます。5月の1ヶ月間、各地で選ばれた女性たちがコタキナバルに集まります。そしてその中から選ばれた優勝者は“太陽を浴びた少女”と呼ばれます。

 

 今年は、すでにラマダンに入りイスラム教徒は断食中ですが、一方で多くがキリスト教徒のカダザンドゥスン族はこの収穫祭期間は飲めや歌えで盛り上がります。

多民族国家マレーシアならではでしょうか。

 

ではでは。

 

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ラマダンが始まりました

こんにちは、コタキナバル現地ツアー会社のブログです。

本日27日からイスラム教徒たちの断食月の始まりです。

6月25日までの30日間は、夜明けから日没までは、一切の食べ物、飲み物を口にしてはいけません。更に厳密に言うと、喉を通る唾液も吐き出さないといけないようです。それ以外に喫煙もダメ。そして、喧嘩、性行為もダメなんです。

 

それでもダイエット出来ない?

コタキナバルのラマダンバザール

 

断食と言っても、逆に言えば日没後から日の出までは食べれるので、

その時間にしっかり3食とる人もいるようです。

 

私の知り合いで、結婚してイスラム教に改宗した人曰く、

年に1回、この期間に体を浄化すると言っています。

彼の場合、食事の量が減るのでこの期間に体重を落とすようですが、

嫁さんは、よくて現状維持みたいです・・。

 

その要因のひとつがラマダンバザール?!

この断食月の期間だけ、町中にできるマーケットがラマダンバザール。

様々なローカルフードが並び多くの人々で賑わいます。

このバザールへ行くと、あれもこれもとつい沢山買いたくなってしまいます。

緑や赤、黄色などの彩り鮮やかなマレー菓子も売られていて、

みんな大量に買い込んでいる姿を見かけます。

 

何も買わなくても、見ているだけでも楽しめると思いますので、

この時期にコタキナバルへお越しの際には是非、立ち寄って見て下さい。

 

開催時間は午後14時過ぎから19時頃まで。

市内散策時に立ち寄り易い町中にも2箇所開催されます。

 

コタキナバル市内のラマダンバザールの場所

 

 

 

そもそも断食は5行のひとつ

イスラム教徒にはやらなければならない5行と言うのがあります。

信仰 シャハーダ

礼拝 サラート

喜捨 ザカート

断食 サウム

巡礼 ハッジ

 

年に1回、断食することはイスラム教徒にとっては大切なこと。

この断食月は1年を354日としたイスラム暦を基準にしているので、

毎年11日づつずれますので、ちょっと早いですが来年の開始は5月16日の予定。

 

町中にあるマレー系の食堂の多くは日中は閉まりますが、ホテルやレストランでは普通に営業しているので、観光客も同じように食事が出来ないということはありません。

 

 

マレーシアあるあるですが、

日没前後の空港は混雑します。何故かというと、食事の開始に合わせて空港職員が席を離れるため。チェックインカウンターやイミグレーションなどでは通常より少ない人数で応対するため、搭乗客の長い列ができる場合も。

そのあたりは理解して、イライラしないで気長に待ちましょう。

 

ではでは、良い週末を!

 

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